こちらの本から、気になるところをメモ。
「教える」=「望ましい行動を引き出す」
結果だけを見るのではなく、行動を認める。
確かに...
子どもの数だけ、目標や価値観があるわけです。結果だけとらえてえいたら気の毒ですね。
相手に結果が出ないのは、教える側のスキルがたりないのかもしれない。
同感です。
子どもたちの力だけではない。結果を出すためには教える側のスキルは必須。
日々是精進!
教える内容は「知識」と「技術」に分けられる。
「知識(わかる)」が不足しているのか、「技術(できる)」が未熟なのか。
これは、子どもたちを分析するときによくやります。
そもそも知らないのか、知っているけどできないのかでは訳が違います。
子どもをおつかいに出すときのように説明をする。行動を分解して詳しい説明をする。
これも大切ですよね。
「普通はさぁ...」から始めてしまう先生もいらっしゃいますが、それはあなたの価値観、基準であって目の前の子どもたちとは大きなズレがあるんだということを認識したいものです。
行動分析学で行動を定義するときに用いられる「MORSの法則(具体性の法則)」
Measured 計測できる
Observable 観察できる
Reliable 信頼できる
Specific 明確化されている
学校は、案外、計測が苦手。
どれくらいの分量をどれくらいの時間でやったのか。コスト感覚が乏しいのも現実です。
「劣後順位」やらなくてよいことを明確にする
何でもマルチにやらなければいけない感覚にとらわれていると、時間を割いて意味のない板書を写す作業などが繰り返されます。教師側にも、しっかりとした戦略が必要です。
「何のために行うのか?」をはっきりさせる
機能的なベネフィットと情緒的なベネフィットを提示するといいですよね。
15分間の漢字練習を例にあげると、
機能的なベネフィット=漢字の読み書きができるようになる
情緒的なベネフィット=漢字の読み書きができるようになることで自身がつく
...というような感じです。
モチベーションが維持できるのは、「ほめられる」「認められる」体験があってこそ。
これは、本当に大切。
先生同士も、きちんと「ほめて認める」を実践したいもの。
正しく評価するために行動の数をカウントする。
数字の魔力は、凄いもんです。
何回やったから...何時間やったから...は確実に自身になります。
行動の「強化」は、その行動が行われた直後(60秒以内)
「あとでほめよう」ではなく、「その瞬間にほめること」 これにつきます。
学習効果を高める9つのはたらきかけ
1.Gain Attention 指導に注目させる
いきなり実演をたり、動画を見せたりして学ぶことに対する好奇心を引き出す。
2.Description the Goal 学習のゴールを示す
その学習によって身につく知識や技術を伝える。
3.Stimuleate recall of prior knowledge 必要な知識を思い出させる
脳の長期記憶にしまい込まれていることを思い出させて自由に活用できる状態にする
4.Present the material to be learned 学ぶ内容を提示する
重要ポイントと教える内容を絞る
5.Provided guidance for leaning 学習の手引きを提供する
「何度も繰り返す」「新たに学んだ情報を、より意味のある情報にする」
6.Elicit performance "practice" 練習させる
教えていることが実際に伝わっているかを確認する
7.Provide informative feedback 有益なフィードバックを与える
教えていることが伝わっているかどうかをチェックしてフィードバックする
8.Access parformance 学習の成果を評価する
身につけるべきことを確実に身につけたかを確認する
9.Enhance retention and transfer 学んだことを使いこなせるようにする
作業工程を写真やイラストで視覚的に理解させる
この9つの働きかけが盛り込まれているアクティビティになっているか。検証が必要ですね。
誰が行っても同じ行動を短期間で覚えることができる
できる子だけができるんじゃダメなことってありますよね。「みんなができる=一般化できる」手法が必要ですね。
さて、自分の現場も見直さないと...